「SCUDERIA HANSEAT」の初日、午前8時のニュルブルクリンク ノルドシュライフェです。今年、この時期にしては珍く連日好天に恵まれていたのですが、今日はアイフェル山系特有の霧の中でスタートしました。12セクション、12グループに分かれた、9グループ(第9軍団)の最初のスタートセクションはニュルブルクリンク ノルドシュライフェで最も知名度の高いコーナー カルセールから始まりました。このセクションを担当するのは、昨夜のウェルカムパーティーで歓迎の挨拶をした日系二世のアンドレ キラーさんです。3年前から カルセールを担当しています。
25台の仲間がカルセール手前のクロスタータールに集合しました。
まず、このセクションについて参加者全員がアンドレ キラーさんの説明を受けます。全てドイツ語で行われます。ノルドシュライフェで唯一このセクションのみ迂回路があり、カリキュラムで走行する往路と終了後の復路が同一コース上を走りません。昔はクロスタータールから直登するコースでしたが、車の性能が上がるに伴い、あまりにも坂が急で危険なため、カルセールへの迂回路のコースに変更されたそうです。以前使用していた直登コースを復路に使用することで、レーシングコース上で往復の反復をせずすみます。
ニュルブルクリンク ノルドシュライフェは左の写真カルセールを写した写真が必ずあります。
被写体の車が右に傾きながら走っているあの写真です。小雨交じりの霧でよく見えませんが、正面オペルの黄色の看板、左側でカメラを構え写しています。
コンクリートの路面で内側に30度位のバンクが付いていて、走行時最もショックの突き上げがあるコーナーで、ハンドルをしっかり握っていないと振りほどかれてしまいます。このアングルから眺めることは一般的にはまずありません。
ひと通りコース説明が終わった時点で最初の説明の行われたクロスタータールに戻ります。そこでセクション担当のインストラクターの車に乗せてもらって、これから自分達が走るコースの実走説明です。このポイントを車の中央で跨いでからハンドルを切ると言うような細かな説明が次々とあります。さあ、あなたはそれを全て覚えられるでしょうか。
ニュルブルクリンク ノルドシュライフェの難しさはそこにあります。
先の見えないブラインドコーナーの連続で通常ブラインコーナーというと左右ですが、ニュルブルクリンク ノルドシュライフェはそれに上下が加わる3次元のコーナーの連続ですから、基本ラインを覚えなければ応用は一切通用しません。基本ラインを一定の速度と舵角を維持し走行することで、次のコーナーへとつながるのです。ですからまず基本ラインを完全に覚えないとタイム計測に値する走行をすることはできません。まず基本ラインを覚えることが課題で最も重要なのです。








