p_tune

ポルシェ専門店,自動車整備日記

ポルシェ専門店のムラタチューンがポルシェ整備業務の日々を綴る。

ポルシェ整備,専門店,993カレラ4S,ポルシェ911

30

ポルシェ専門店,ポルシェ993カレラ,無料診断

走行距離120,000kmのポルシェ993、95年式のオーナー様より、高速走行時にブレーキを踏むとハンドルが振動するとメール頂きました。

過去の事例から、フロントのロアアームのブッシュが切れているかブレーキロータに歪みが有る可能性が有りますとご回答し、無料診断と合わせて下廻りの確認させていただきました。FロアアームFロアアーム

 

 


 

やはり、フロントのロアアームのブッシュが切れていました。
走行距離が多いためにショックも相当へたってしまっていて交換をお勧めしたところ交換のご依頼を頂きました。

高速走行時にブレーキを踏むとハンドルが振動するような症状が出ましたらこういったところに問題がある可能性がありますので何かお気づきの点がありましたら是非ご相談下さい。

 

9

ポルシェ専門店,ポルシェ993 オイルテンプセンサー故障

993ターボ(1996)、走行約42、000km
油温が異常に上昇しオイルクーラーのファンが回っていないと来店されました。確認すると原因はオイルテンプセンサーの不良でした。オイルクーラーは右フェンダーのフロントタイヤ前にあります。ポルシェ993フロント右タイヤハウス







車両から取り外したオイルテンプセンサーです。
オイルタンク内の油温を感知し、オイルクーラーのファンを作動させます。
ポルシェ993オイルテンプセンサー1







真鍮の棒状の部分が、オイルタンク内に入ります。油温の上昇をセンサーの抵抗値の変化で読み取り、オイルファンのオン/オフを制御します。
ポルシェ993オイルテンプセンサー2







円内がオイルテンプセンサーです。
お客様は一週間前に来店され、オイルファンが回らずセンサーの故障が分かりました。しばらく使用することを希望されたので、パーツが届くまでの間、センサーに付しているカプラーを抜き、油温上昇の対策をしました。この場合油温に関係なくファンは作動しますが、夏場の今は問題ありません。ポルシェ993オイルテンプセンサー交換前








交換後の写真です。
オイルファンセンサーの動作とオイル漏れがないかを確認し作業終
了です。
ポルシェ993オイルテンプセンサー交換後







以上

10

ポルシェ整備.専門店.993カレラ4S,スタビリングブーツ破損

993 カレラ4S(1997)、走行距離9,600km
12ヶ月点検で入庫。

走行距離は1万kmに満たないので、エンジンはオイル漏れ等ありません。
外装も綺麗で大切に乗られていたことが分かります。
その中で唯一、スタビリンクブーツが経年劣化で左右とも破損していました。

スタビリンクとは、スタビライザーとサスペンションを連結するアームです。
スタビライザーとの連結部はボールジョイントになっており、ブーツで砂や埃から保護されています。

P1P2
 






P3

 




さて、ブーツの破損ですが純正パーツのリストにはブーツのみ交換の設定はありません。
スタビリンクごとの交換になり、当然高額になってしまいます。
□新品のスタビリング毎交換の場合 部品¥12,000×2(左右)+工賃¥6,000 =¥30,000となります。

お客様の要望もあり、同一サイズのブーツを見つけ交換しました。
かかった費用は以下になります。
 
□破損しているブーツのみ交換
部品¥330×2(左右)+工賃※¥8,000 =¥8,660
※工賃は車種によって異なります。
ボールジョイントにグリスアップをしてブーツを装着、固定するためのクリップを取り付けました。
 P4







大塚

29

ポルシェ専門店,ポルシェ993,エンジンオイル漏れ修理

993カレラ4S,走行距離約53,000km

エンジン・ミッション脱着してからエンジン補記類をばらしその後の状況

P1030046 

 

 

シリンダーヘッドよりバルブを分解しカーボンを除去する。

P1030047

 

 

 

バルブシートとの当たり面が、カーボンにより虫食い状に、たたかれ摩耗している。この状況では、圧縮がいくらか抜けていたとおもわれる。バルブガイドもガタがかなりでているのでガイド交換にシート研磨その他バルブも研磨する。

P1030052 

 

 

バルブ研磨が終わった状態で、バルブ摺り合わせも完了している。これからシリンダーヘッドへ組み付けとなる。

*わりと993のバルブは、964までと比べ材質が柔いようで減りやすい。エンジン分解時は、このような加工が必要となる。

  次回へ、

4

ポルシェ専門店,993カレラ,スタビリンクブーツ交換2,車検整備

993カレラ,スタビリンクブーツ交換、続き

前回のブログで交換したブーツですが、スタビリンクはこのような形のパーツです。スタビリンクごとの交換だと高価になってしまいます。

P1030043






部分で交換出来るところは、交換で対応するようにしています。

ドライブシャフトのブーツは車検時の検査項目で、ユーザーの方も注意がいくのですが、スタビリンクのブーツの亀裂等、見過ごしてしまう場合もあります。

ポルシェなので、足回りは新車時に近く、ベストな状態で走行されてはいががでしょうか。993では、ショックのガス抜け等が気になります。メンテナンスされた車両に乗ると以前の走りとの違いに驚くとおもいます。

今回、新しいブーツをつける際、もちろんグリスアップしました。破れているブーツでは、ほとんどグリスが飛び散っていました。

21

ポルシェ専門店,ポルシェ993C4S,アライメント調整

リヤショック交換後、アライメント調整にかかる。
基準値 フロント
トー(トータル)     +5′(+−5′)
キャンバー       −20′(+−10′)
キャスター     5°20′(+15′ー30′)
    リヤ
トー(片側)      +10′(+−5′)
キャンバー    −1°10′(+−10′)
基準値はこのようになるが、測定すると、
フロント    L       R
 トー    +5′      +4′
 キャンバー −37′     −45′
 キャスター 6°06′    5°45′
リヤ
 トー    +35′     +45′
 キャンバー −1°25′   −1°30′
このような測定結果になる。
リヤのトーは、ショック交換時にトーロットを外して
いるためくるうのはあたりまえだが、キャスターが、
異常についている。
(サーキット走行はしないとのことなので、基準値
 にあわせる。)

まずは、リヤのトーにキャンバーから始める。

フロントキャンバーのみそのままで他は基準値に合わせ
試運転してみる。

路面の悪い所でフロントがばたつく。
キャンバーのせいなのか?

ふたたび調整にかかる。

フロント     L        R
 トー     +3′      +3′
 キャンバー  −20′     −19′
 キャスター  5°23′    5°19′
リヤ
 トー     +12′     +13′
 キャンバー  −1°12′   −1°14′
これでふたたび試運転。
フロントのばたつきがなくなり、乗りやすくなる。

(4駆のためかわからないが、キャンバーは基準値が
 いいみたいである。
10

ポルシェ専門店,ポルシェ993C4S,ミッションオイル交換

ポルシェ993C4S,走行約45000km  
 前回の車検時(約37000km)にミッション・
 デフオイルは交換しているのだが、ミッションオイル
 だけかなり汚れているので交換する。

ポルシェ993C4S,ミッションオイル







交換してから約8000kmしか走っていないのだが、
汚れがひどい。フロントデフオイルはまったく問題ない。

ポルシェ993C4S,ミッションオイル2







実際にパレットにオイルをうけてみると、エンジンオイル
と間違いそうなぐらい汚れがひどい。

993のABD付き車輌がこのように汚れやすい。

ABD作動時にデフに負担がかかっていると思われる。

今回はワコーズWR7590Gを使う。
livedoor プロフィール